――前夜:自室にて―― そう、ですね。 フレデリカとは俺はこれから先一年は一緒にいることになりますし。 折を見て、相手する機会もあるでしょう。 明日はとにかく、全力を尽くすのみ。[自分が留年する可能性など、微塵も考えてはいなかった。が、続くトールの言葉>>*163を聞けば、幾分慌てふためいた。] いや、俺が相手してもらいたいのは、 ディーク先輩じゃなくって……!![そこから先は、声にならず。ぐぐぐ……と恨めしげに目の前の相手を見つめるのだった。]