あの野郎...[ 冥狐の言葉に、ものすごくむかつく、と、ディークの顔には書いてあるようだったが、なんとか腹立ちを抑え込み、皆を信じよう、というカナンの言葉に頷く>>*154 ]はい、一刻も早く夢幻竜の卵を探すことが皆の無事にも繋がると、俺も思いますから。[ 決意をこめた言葉に応じるように、青い狐火が動き出す、その向かう先は、少しだけ他より明るさが強く見えた ]この世界自体、何か、変化してるように見えるな...[ ディークは、小さく呟いて、狐火の向かう先を見やる* ]