[足から力を失うクレステッド>>*151。
それにはシュテラが支えに入ったか]
十分だ。
それ以上やってお前まで倒れたら運び手が足りなくなる。
[手を引く様子にそう言い、ディークはガートルードの様子を見た。
治癒を施した直後からか、変化はあまりみられない。
ただ、クレステッドの言葉から危機は脱したと見て間違い無いのだろう]
先に行け。
俺は少し待たなきゃならん。
[言って視線を向けるのは黒猫を置いて来た方。
視認出来る距離にある影の塊はクレステッドとシュテラにも見えるはずだ。
ジェフロイが身を起こさない限りは、そこに彼が居るとは分かり難いだろうが*]