[轟と鳴り響く風の音。何事かと構えると同時、身体に受けるのは渦を巻くような衝撃]っ、これは…![私はぐっと足を地につけ踏み締め、右腕を眼前に掲げて吹き飛ばされまいと踏ん張る。まるで嵐だ。このままでは吹き飛ばされてしまう。目の前でディークが手を伸ばしていた>>*137が、身体が上手く動かなかった]