シュテラ...恐らく、あちらです。[ 黒猫の姿が消えたと思える方を指差し、シュテラを促す。揺れた気配はヴェルザンディのものと思われたが、そこで何が起こったのかは判らない。慎重に道を選んで歩みを進める二人は、黒猫に直接導かれるであろうディーク達よりは、少し遅れて、その場に着くことになるだろう ]