[もう既に、境なんてわからなくなっているのかもしれないけれど。] ………へっ?[突然聞こえた声と、続けられる質問(>>*108)に、間抜けな声で返事をした。頭の中で響く声は、一緒にメイン・サロンを片付けている相手のものではない。] お、俺は……タイガ。 貴方は、誰……ですか?[恐る恐る名を名乗り、相手にも問いかける。幻聴に答えるのも、問いかけるのもおかしな話だが。夢なら問題ないだろう、と。*]