まあ、聞くまでもなく、ディーク八年生だからでしょうが
[息を吐き、鞄を下ろして、自分が使っている側のベッドサイドに歩きよる。寝台の枕元には詰まれた本があり、壁には手書きの図面が貼ってあった。]
相変わらず、甘いというか……
…… 慈善活動なさってる余裕があるようですし、、
問題はないのかもしれませんが
[掲示板前で聞いていたフレデリカの事をそう指して、椅子を引いた。眼鏡越しの視線は、じろりとディークに流されるが、それ以上の追求はない。変わりに、テーピング用の包帯が投げられた。
使ってください等の言葉は、常どおりにない。]