[局長の言葉は、思いがけず温かく、微かな光の射すものだった。>>161
俄かには信じられなかったが、局長の穏やかな微笑みを見るにつれ、次第に実感と希望が湧いてきた。]
……本当、ですか……?
ありがとうございます、局長……!
頂いた力は、人間と魔女が共生できる世界の為に正しく行使すると約束致します。
[その時、局長室のドアが乱暴に開けられた。
弾ける声と共に飛び込んできたのは、仲間のユーリエと……
魔女を裏切り、我々に加勢してくれたエレオノーレ。]
カリプソ!勝ったぞ!!
もう無為に魔女を殺さなくても済む。
これからは皆の平和のために、村を焼く悪い魔女だけと戦っていこう。
イツトリも、クラーケンも一緒に……