[後方で響く音>>*99。
大鎌が地に落ちたことは知れたが、接近するソマリに対して油断はしなかった。
彼にはまだ、銀の粒子がある。
鋭さは無くとも打撃力、こちらの動きを鈍らせる力が残っている]
これでも、場数は踏んでるんで、ね…!
[向けられる声に返すのはわらう声。
詰めた距離がハルバードの射程内となった時、己の右後ろへと引いていた穂先を相手の左下から逆袈裟に斬り上げた。
その結果がどんなものであれ、何かしらの手応えがあればそれに逆らわずハルバードを動かし切って。
更に一歩、ソマリへと歩を進めんとする]