人狼物語−薔薇の下国

479 月夜に吼える獣の宴


【赤】 韋駝天 ヤコブ

[あとどのくらい剣戟を交わせるか。
 少なくとも、これだけの高い跳躍を出来るのはこれが最後だろう。
 なれば、高さを活かせる機はこれ以外にない]

 ――いくぞ。

[刃先を照準のようにノトカーの居る位置へ向ける。
 両腕を閉じれば、待っているのは重力による落下。
 更に駝鳥の脚は、風の集中が弱まっている現状でも、空気の密度変化を力強く捉え足場とする]

 おおおおおおおっ!!

[そうして、宙を翔け下りた駝鳥は。
 ノトカーの頭上目掛け、幅広槍を振り下ろす*]

(*94) 2017/05/04(Thu) 22:25:47

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