人狼物語−薔薇の下国

479 月夜に吼える獣の宴


【赤】 韋駝天 ヤコブ

[眼下のノトカーが何を思い語ったか>>*79>>*80、高く翔んだこちらに知る術はない。
 跳躍が最高点に達した瞬間、両腕を広げ姿勢を安定させる。
 ばさり、風を孕み腕の羽が膨らむ様は、まるで本当に飛んでいるように感じられた]

 良い眺めだ。

[自然の風に乗り赤色が散るのは意に介さず、そう、ぽつりと言葉を落とした]

 でも、どんな鳥だって、無限に飛ぶことは出来ねぇんだよな。

[身を翻し、頭を、そして幅広槍の刃を下へ向ける。
 相手の動きが鈍っていたが故に、姿勢を整える時間は稼げた。
 眼下、足場を跳躍し、穴の外に出るノトカーの姿を捉える>>*81]

(*93) 2017/05/04(Thu) 22:25:03

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