人狼物語−薔薇の下国

381 四君子繚乱


【赤】 闇桜の魔 蒼月 フィオン

……なれば、受けてみるがいい。
滅多に見れぬ、じじいの本気だ。

[紡ぐ声音はごく軽い。
けれど、そこにあるのは狂気と熱の昂ぶり。
応ずるように、周囲の蒼桜が動きを速め、舞う]

……蒼桜花そうおうか、我と我が半身たる桜月に沿いて舞え。

月に狂い闇に酔い、紅散らして繚乱せよ。

[言霊に応じ、花弁は仄かな光を放つ。
全身に雷撃を纏いし者に触れたならば、如何な魔神もただではすまぬ。
ましてそれが、己が最上と見なす武神の眷属たるものであれば──尚の事。
蒼き桜の舞に託すは、その衝撃を逸らす事──では、あるのだが]

(*85) 2015/10/08(Thu) 23:17:48

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