あたっ…![当然のように空振りした木剣は床を叩き、 べちっ、といい音立てて、額の真ん中に銃弾が痕を作った。 腹の方は小盾で受け止めていたが、 これも実弾だったら容易に抜かれていたかもしれない。 そう思えば、これはもう完膚無きまでに、]やられたーー………[ぺたん、と後ろへ大の字に倒れ込んだ。]