……そう。[続く言葉に少女は頷くのみ。>>*74あの一瞬の交差>>*72やその前の鎖を弾いた時にどれほどのことを読み取れたかどうか定かではないが]だったら、どうしてみる……?[どこまで分かっているのかを試すような言葉を投げて、己の姿を知覚させない能力を発揮した後、屋根から身を躍らせる。もしやまた似たような手を使うのではないかと、背後に警戒を向けてくれればしめたもの。しかし少女が向かうのは背後ではなく、正面]それ、っ![掛け声一つ。円月輪を大きく横に薙いだ*]