― 回想 ―
[通信機をどうやって復活させたか>>*66を聞いたら、詳しく思い出したかもしれない。
6年次の授業の後、どうしても不調の直らない魔法銃を挟んでヴィンセントと議論していたら、ふいに手が伸びてきた]
あっ。
[そして目の前で、45度にグリップを机に、ゴン。
装填した状態でやったら自殺行為なのは当然として、そうではない時もそれでいいのかと目が点になったものだ]
繊細かつ大胆にって、これは言葉通りすぎませんか?
[ただ、今でも時々おまじないのようにやることがある。
装填する前の銃のグリップを、軽くではあるがトントンと]