[ソマリが作業を始めると、おっと思って手を止めてじっと作業を見る。なにしろ手早い。くるくると器用にリボンを束ね、しかも完成品は売り物になるレベルで美しい。こういう作業は得意なように見えた]へえ……お前上手いな。お前に頼んでよかった。[そう感想を漏らしながら、再び自分も手を動かし始める。そして口も同時に動かす]