[冬の氷河の上に咲く、大輪の紅蓮の華だ。
俺が使える夏の陽射し全部を温存してぶっぱなす、最大火力]
冬をこえたら太陽がでてくる。
暖かい太陽を浴びたら、命がまた顔をだす!
陽射しの温もりと一緒に、花はまた咲く!
[渦を巻く様に、俺を中心に紅蓮の華が花弁をひろげていく。
熱量が高まる、冬の冷気に抗いだす陽射しの温もり
唯ひとひら、氷に刻まれた様に赤色の花弁のかけた赤い蓮>>*36
かまえる銃の色は黒く、銃口の先でまた小さな紅蓮が華を広げる。
頭上には氷河の束、凍てつく世界が俺ひとりに牙を向いて。
――――今だっ!]