いや、私は船団を率いる者として、皆の命を預かっている立場にある。私の手が届く範囲にあるならば、それを見捨てるわけには行かぬよ。[それに、死の世界は私が尤も身近に置くもの。そこに近しい場所で、護れるはずの者を護れなかったとなれば、黄泉に近しい者としての名折れだ]海での生き死にが自己責任だったとしても、貴方を想い待つ人が居るのだからな。私はそれに可能な限り応えたいと思う。[照れ隠し>>*70と言うのをまだ見抜けてはいないため、私は生真面目にファサン殿へ言葉を返す]