人狼物語−薔薇の下国

479 月夜に吼える獣の宴


【赤】 韋駝天 ヤコブ

 ― スラム街 ―

[こちらが仕掛けた一手に、相手は何かしら思うところがあったようだ>>*65
 こちらから種明かしする気はないから無言を返して]

 ――減らず口を、

[対峙の最中聞こえる声は相変わらず愉しげなもの>>*66
 影刃を捌き切ったなら、今度こそ余裕ぶった相手へ攻撃を届かせんと意気込んだが]

 ぬおっ!?

[意識を刃へ向けている間に、大きく跳躍したのであろう相手は、次の攻撃動作へ移りかけたこちらの眼前へ着地の軌道を取る。
 槍は懐深く入られた場合に弱い、故に予備動作を見た瞬間、左手を手前に持ち上げるようにして柄を引き寄せ、防御の姿勢に入ろうとする。
 しかし、彼の両脚は屋根に接することなく、空中――影を踏み切って再び跳んだ>>*67]

(*71) 2017/05/02(Tue) 23:50:59

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