ー回想・兵士としてーしかし自分たちは単なる学生ではない。兵士だ。歩む道が分かれるのはすぐの事。フィリップは整備士への道を進むし、同じく兵科に進んだ三人もその道はバラバラで。時折戦場で顔を合わせる程度の疎遠さへとなり。俺は何故か新設の航空隊に抜擢され。立派な整備工へと変貌を遂げたフィリップと航空機の進化を共に進めることとなる。それが懐かしき日々の再来と、悪夢の幕開けだったとは知るよしもなくー。