[何故、と。
零れたそれ>>*57は微かに捉えてはいたものの、答える意思は奏者にはなく。
赤の王を退けた後の言葉>>*58には、薄く、笑った]
力振るい、押さえつけるだけの王だというなら、益々不要だと思うけれどねぇ。
[黒の王たちを退けた後、そんな呟きを落として。
投げかけた問いへの反応>>*59 >>*60に、く、と笑んだ]
いつもなら、聞く必要を感じないからねぇ。
私もうっかり、問わずにいたんだよ。
[名を問う事自体が珍しいのだと、言外に告げつつ。
微妙なニュアンスに僅かに首を傾げつつも、告げられた名を口の中で小さく繰り返した]