……っとと![とっさに飛びずさる事で痛打を受ける事は避けたものの、このまま闇雲に切り込んでも埒が明かないのは明らかで] ……っとに。 抜けりゃ、ちった楽なんだがな……![『龍爪』にも雷の力は宿っているが、『紅雷』のそれと比べたなら、弱い] って言っても……今は、やれる手でやるしか、ねぇしなっ![愚痴った所で使えないものは使えない。だから今は使えるものを、と思いつつ] ……そらよっ![掛け声と共に『龍爪』を横一線に振るい、生じた雷撃の矢を投げつけた。*]