っ…![気付いた時には、先と同じ、けれどより強い赤い煌めきが彼の持つ得物に宿っていた。それを受けることは、いくら業物とはいえこの薙刀であっても危うかろう。ならば私が取る道も、一つだけ。たん、と足を踏み鳴らし、呼吸、鼓動を合わせ] ───Ground Emit![発した呪と共に振り切った刃から土礫を放ち、雷撃を迎え撃たんと──14(20x1)*]