そして評価するピントは彼らの動きですね。キマイラの中で一番獰猛なものをカレルが足止めし、レトが的確に仕留める。
ベリアンは一番厄介なキマイラを相手し、ウェルシュが的確に火器をあてて、キマイラを無力化する。残ったものを護りを固めたカレルとレトが二人で潰していき、数が減れば総員で畳み掛ける。実に見事な確固撃破だったと思います。
そうそう、後衛に飛びかかられるとなかなか動転してしまいますが、噛まれたウェルシュはよく耐えたと思います。その後も、2頭の足止めを続けたことも含めて賞賛に値する精神力です。科器や魔器の使い手としての適正に恵まれているといえるでしょう。
……ええ、まれに見るよいチームだったと思います。