人狼物語−薔薇の下国

381 四君子繚乱


【赤】 雷華の僕 ルートヴィヒ

[雷の毛皮が受けた分、人の身で受けるよりは多少は傷は浅い。

大丈夫。
まだ、立てる。

楽しげに笑む紺青を受け、男はぐ、と奥歯を噛んだ。]

 くっそ、楽しそうに…

[忌々しそうな口調と裏腹に、男の口角もぐっと持ち上がる。
それは獣の威嚇の表情か、それともヒトとしての、笑みであるか。
男自身にもわからない、しかし心ばかりはどこまでも高揚してゆく。]

(*61) 2015/10/08(Thu) 12:06:24

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