[あくまで引かぬ、というのであれば、牽制程度は必要か、と。思いながら向けた言葉に返るのは、諾の言葉。>>5]……やれ、随分と素直な事だ。[銃から手を離す様子に、く、と短く笑んで]引いてくれるというならば、私は追わぬよ。……勿論、立ち去るまでは見届けさせてもらうけれどね。[中枢を守ろうとするのは、『異形』の本能。故に、その意思だけは明確にしつつ。それでも、追わぬという意思を示すように、真白の大鎌は銀の粒子へと変えて手から離した]