……俺は、望みのために、先に進むって、決めたんでね……。[巫女が杖を構え直す姿が見える。このままでは殴られる――というのは、すぐに察する事ができるもの。そして、唯々諾々と殴られるつもりは、青年にはなく] 他の連中が認めようが認めまいが……。 そんなの、関係ないんだよ、なっ![叫びざま、文字通りの力任せに枝の縛を引きちぎる。回り込みから一撃、それが迫るのを気配で感じつつ。強引な状態から反転をかけつつ、刃を横に振り抜いた。*]