[蓮魔が滑りゆき、水が氷になった直後に、氷の矢は深く穿っていった。
蓮魔の動き>>*51は、やがて軌道の見え易い円環ではなく、内側へと変ずる。
迎え討たんとするは、護花。
蓮花浮かぶ湖面を、触れずして滑空、湖面の飛沫ごと凍り付かせ、氷の矢に追い立てられる様な蓮魔に正面から向かう。
護花と平行し飛翔するは四つの氷の矢。護花を中央に、上下左右に配された。
片手は長柄をギリギリまで後方へ引き寄せ、もう片手で柄を緩く持つ輪を作れば、蓮魔が槍斧の攻撃範囲に入った瞬間、手の輪を利用し、槍斧を強く回転を加えて突き出す!]