其方もか。あの竜のいとし子はやはり良き主なのじゃな。おそらくは其方と舞ったあの二彩も良き主なのじゃろう。此度はほんに、良き縁と巡り逢えたものよ。[>>*50見受けられる微笑みと耳を打つ同意の言葉に、浮かべるは闊達な笑み。先の一戦を思い返せば、彼女と舞闘を交えた竜もまた、主に添い力尽し切っていた。言葉は交わしておらずとも、見える絆は温かに伝わって。だからこそ、後悔のない戦いを。本当はもっと力を出せるなど、心に浮かばぬように]