え、と...俺、シンシャから来た、ディーク・カムナっていうんだけど、あんたたち俺の事、知ってるの?ここ、ユウレンじゃない?[ しばし呆然とした挙げ句、弱り果てたという顔で、ファミーユとフェリクスに問いかける。今の、彼の意識の中では、自分は15歳で、騎竜師に憧れて家を飛び出しユウレンを目指した少年なのだということは、彼等には判らぬことだったろう* ]