[手甲足甲は、元をたどれば錬金術の力。源泉をいえば料理から始まったともいわれる生活の術。という意味では魔力の道に深いものなれば理解できたことだろうか。だがそれ以外はというと、それが自称ともいえる術<力づく>であり]
俺の術が、竜にも通じるというならば、俺の道は間違っていない。
――それを確かめられただけでも感謝するぞ。アデル
[雷が這い、体から黒煙がぷすぷすとあげ、大笑するアデル>>*49へと凄絶な笑みを浮かべた。
回避できたところで、する理由がなかった。相棒を受け止め、自らを示すだけであれば、避けるのはただ臆病風に吹かれた時のみ、例え速さ>>*47が追いつこうが追いつくまいが、命を賭すだけの価値がある]