― 試験翌日の朝/寮の自室 ―
えっ!教えてもらえるんですか!?
[シロウの、からかうような笑み>>+76をまじまじと見つめ返し、
おもむろに体ごと向き直って姿勢を正す。]
俺がせんせいのお眼鏡に適うようでしたら、
是非、教えてください!
[真っ直ぐに真っ正面からシロウに視線をぶつけ、
ぐっと深く頭を下げて、再び元の位置に戻る。]
……え、延長、ですか。
さらりと言われましたけど、それ……
いえ、挑戦してみます。
[真面目な態度は、続くシロウの言葉で崩れたけれど
やっぱり最後は期待と興奮に満ちた目で頷くのだった**]