人狼物語−薔薇の下国

381 四君子繚乱


【赤】 聖蓮の花神 マレンマ

[滑り抜けようとする花神のひと足後、その軌跡を容赦なく砕き散らせながら、氷の矢が穿っていく]

…っ!

[氷の一つが花神の衣の袖を掠めて切り裂き、白い腕に一筋の氷結の痕を残す。そこから広がり花神の身をも凍らせようとするかのような凍気に、僅か動きが緩めば、足元にも別の矢が刺さり、次は避け切れぬかと判じた花神は、円環を描いていた軌道を変えた。

選んだのは円環ではなく、螺旋、回転する動きを内側にずらし、放たれた氷の源、柊の護花へと近付く軌道*]

(*51) 2015/10/06(Tue) 01:20:14

SWBBS V2.00 Beta 8++ あず/asbntby