ユウレン王…![軽い調子の声も聞き覚えのあるもの。確認しなければ、と思っていた人物が見つかったことに、私はほんの僅か安堵した]良かった、探していたのです。ここに迷い込んでいるのなら、連れ戻さなければ、と。[以前会った時よりは歳を重ねたようにも見えるが、今現在ならばこのような雰囲気になっているだろう、と。年代の差があるとは知らぬまま、私はユウレン王に返していた*]