はは、ははははははは!!! 良い、良いのぅ主!!!! 此処まで真っ正直なおのこは主が初めてじゃ![過去の喚び主の中に、ここまで愚直に真っ向から向かい合う者は居なかった。けして長くはない交流の中でも垣間見えたものを思えば、ただ力を揮うしか能が無い訳ではあるまいに。かくいう今も、呪を唱え、竜の身護る雷を無力化しているのだ。──否。それだけではない。自身の雷を奪い、利用するつもりだ、と。気付いた時にはもう遅かった]