[足場となる岩場に降り立ち、スラスターの威力を抑える。
スラスターは跳躍力や移動速度の上昇には使いやすいが、浮遊し続けることにはあまり向いていない。
再び推進力を得るためには反力を得るために地面なり壁なりを利用する必要があった]
そっちこそ、弾丸を止めるなんてやるじゃないか。
[身体のことを言われると>>*41、ほんの少し笑う色を乗せて声を返す。
結局、相手に届いたのはただの1発のみ、それも翼を掠めただけで痛手を与えることは出来なかった。
相手の力量を見誤っていたことを認める]
そういうことを出来ることを誇るべきだな。
[誰にでも出来ないことは、それだけで自分の宝だ。
一射放っただけにも拘らず、次々と足元を狙ってくる矢を、足場を飛び移ることで避けんとした。
その横で、水に落ちた矢が大きな水飛沫を上げる]