[こうして始まった男との対峙。胴に受けた衝撃は純粋な力のみならず。熱風纏う拳が直に当たった羽肌は焦げて、くすんだ暗い翠色に変わっている。が、それを見止めさせる暇は即座には与えない]主も翼を持たぬ身で随分速いではないか!まさか思考の間も取れぬとは思わなんだぞ![>>*31一瞬の遅れの後に視線が合わさった言葉に、身体の動きに動体視力は追いついていないかと推察。雷を纏っての滑空は、受けるにしても手甲でだろうと思っていたのだが]