うん、一人は寂しいね。
有難うスノウ、でも。
[花の養分となり干からびた自分を
見せたくないと思うし
もし、なんとか生き延びられたとして。
それは何年後のことだろう。
生きていればどうにかなる?
自分にはそうは思えない。
変わり切った世界についていける気もしないし
きっとその時、今のように
今まで通りの彼らがいないなら嫌だと
そんな子供みたいな我儘な気持ちもあったから
なによりも
そう、何よりも。
嗚呼 でも
そんな我儘、言えないなあ………
自分はこれから死にゆく人なのに]
わたしは、責任を、とる。
銀羊を襲った海賊
ゴールデン・グルトップの船長として。
そして人狼として暴れまわったのは
事実なのだから。