人狼物語−薔薇の下国

381 四君子繚乱


【赤】 雷華の僕 ルートヴィヒ

 チ、

[雷魚の操る磁場では彼を捕えることは出来ぬらしい。>>*42
予想の範囲内とは言え、そのことに小さく舌打ちを一つ落とすと、サーベルを構える。
雷魚は己と相手のちょうど間に、男を守るように揺蕩うが。]

 ッ―――!

[鋭く迫る花弁に飲まれ、あっさりとその姿は掻き消えた。
一拍遅れ、魚同様花弁に飲まれた男は、顔面を守るようにサーベルを握る右の腕をかざす。
鋭い花弁は男の軍服を裂き、その内側の肌に細かい傷を刻んだ。]

(*44) 2015/10/07(Wed) 23:53:28

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