[燻されたような煙の臭いはなく、焦げ付いた匂い。と血の香り漂う。
切り傷をおいながらも不思議と血の痕がない修練者の前頭姿勢が煙が晴れると露わになる。
それは先に開いた間合い>>*19>>*20を埋めるように駆けながら、飛礫が命中>>*35したらしきことを見とめながら]
なぁ…君は……
[民族的な巫女の服を纏い魔術をつかう姿は、軽装だ、だが不自然に身軽だ。
それならばほかにつけるべきものがあるだろう。術式を更に高める装具とかをだ。なんとも効率が悪くチグハグにさえ見えたから、途中で、一瞬身をかがめ、黒のオブジェを地面にさした。
地熱が広がっていく。樹の術式を遅らせる狙いであった。]
その武器を扱うのを忌避してるのかな。
[その勢いのまま差し迫り、声を荒げなくても届く位置にて声をかけ、軽く体をそって突きを放つ。
胸部目掛けて突きを放った*]