人狼物語−薔薇の下国

407 ルー・ガルー戦記 9 〜ラモーラル辺境戦


【赤】 老将 チャールズ


  贅沢なもんさ。


[ゆっくりと立ち上がって、ディークの元に赴く。
彼は主である。……が、同時に男の自慢の息子であった。
そのように思い、だから慈しみ、時には存分に叱りもした。
甘やかしてはこなかったつもりである。
けれど、寝顔を見下ろす男の横顔はただ愛情に満ちている。]

 風邪をひく。寝るならば寝床で休まれい。

[ぽん。と、眠るディークの肩を叩いた。
寝ぼけ眼と目が合えば、軽く眉など上げてみせる。]

(*44) 2016/02/14(Sun) 22:43:11

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