[女性の心の中で何かの疑問が浮かんでいることは知らない。>>*41
それを言葉にされることもなかったから、
後で思い返してやっぱり失礼だった、と思う可能性についてもピンとこないままだったが、]
……普通の話ならわたしもしたい。
[そう告げて、あるかなきかの微笑みを浮かべ。
その後、女性が脱ぎ捨てた服を再度身にまとう間はしばし黙っていた。>>*42
強い、と言われていたおかげで、一糸まとわぬ姿を指摘した時とは違う意味で、
恥ずかしい思いを抱いていたとは少女しか知らぬこと。
結果はどうあれ。
面と向かって強いと言われたのは、これが初めてだったから]