[しかし、それを見て態度が和らぐかと言えば、全くの逆だった。当たり前のそれが、益々微妙な時期の少年の反発心を煽った。実に勝手な理屈だが、とにかく入学当時は最悪の態度で接していた、と思う。大変扱いづらい同居人であったに違いなく、今自分がジェフロイの立場であればとっくに放りだしているだろう。間違いなく。]