[放つ電気玉が指先に触れ>>*34、バチリと弾けた刹那、踊り出す金色の魚。掌程度の小さなその身で、尾びれを振るい、獲物を絡め取ろうとするが] …まさか。[そう簡単に攻撃が届くなどとはゆめゆめ思っていない。溢れ出す花弁を眼に捉え、男は深く息を吐く*]