[ふいに、テオドールが何か呟くような声が聞こえた気がして。何と言ったのであろうと、確認するように見つめるも――] …あ、あの、テオドール様、 入室を待っている者が、いる、ようで…[――他の部下にこんな姿を見られては一大事!慌てて起こしにかかるしかない。]