人狼物語−薔薇の下国

479 月夜に吼える獣の宴


【赤】 闇炎虎 タイガ

退屈を忘れられる機会はそう多くないからな。

[ いつも全力、と言われれば、当然だろう、と言わぬばかりに言い放つ ]

...に、しても、親父だの師匠だの、随分と大事に育てられた...ああ、由緒正しい?子犬らしいな、お前は。

[ そうして、犬という語が、ディークの神経を逆撫でしたらしいと知れば、くつりと嗤って、わざわざそんな言葉を重ねる。
その間にも、足元を狙って放たれた蒼糸は、炎纏う刀で地面を薙ぐようにして振り払った。

刃と炎を搔い潜った糸が、いくらかの傷を男の両手両足に残して行くが、総じて浅い ]

(*38) 2017/05/02(Tue) 00:48:27

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