人狼物語−薔薇の下国

532 天命昇華


【赤】 黒透輝石の運び屋 ゾフィヤ

[機械の両手が迫る。>>*20
少し前であればこの行動にも脅威を感じていただろう。
だが今はただ穏やかな気持ちのままだった。

両手が背に回されたと気付くまですぐに時間はかからなかった>>*24]

……ねえ、

[少しの間をおいて、ゾフィヤもまた相手の―――兄の背へと両腕を回した]

これ、夢じゃあないんだよね……。

[宙にとどまり抱き合ったまま、静かに呟いた。
うしなわれたもののことを思えば静かに胸は痛むが、
頬を流れる涙の熱さがそれを塗りつぶす]

(*36) 2020/02/23(Sun) 02:28:32

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