まさか、こんなに側にいるとは思わなかったです。
……先ほどの話の続きですが、願い事がなさそうとは思いませんが、貴方は幸せそうに見えましたから。
[戦闘を切り抜けた後、“赤い声”でコンラートへと切り出すのは先ほど聞いた彼の話について>>*30
誰を殺したいのか、とまでは問えず、ただ思案するように沈黙した]
宮田く、いえ、コンラート。
私には、私の叶えたい望みがあります。
そのためなら、利用できるものは何でも利用します。
[少しの間をおいて、よく見知った嘘吐きな少年の名前ではなく、魔女としての彼の名を呼ばわる。
そうして宣言するのは、自身の覚悟のほど]