人狼物語−薔薇の下国

381 四君子繚乱


【赤】 柊の氷華 ジークムント

 ――よく跳び込んだ。

[冬の領域の内側、蓮魔と護花にも視認出来ぬ空間に一人と一柱。
 足に刻まれた赤を見やりつつ、ぽつと零した言葉は、ハルトの耳にのみは届いたかもしれぬ。
 表情変えぬままの抑揚乏しき声、意味を正しくは捉えられなかったかもしれないが]

 さて、手の届く距離まで来たが。どうする?

[水の護りを得た所で、少年の動きは止まったようにも見えた。
 氷華にとって結界は無害、そして躊躇う理由もない。
 鋭き細剣持つ右手を前に、少年へ切っ先突き付け半身の構えを取る]

[接近戦は不得手、なれどこの状況ならば一番効果的とばかりに、少年の肩向け細剣で突きを放った*]

(*34) 2015/10/05(Mon) 23:15:48

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