我が王。 ひとつ頼みがあるのだが、いいか?[嬉々とした調子で、魔王に呼びかける。] 天使を一羽、貸してもらえまいか。 なるべく淫乱に育っているのなら、なおありがたい。 俺の天使はあまりに純粋が過ぎて、どうにも肉の快楽を理解してくれない。 手本のひとつも見せてやりたいんだ。[とてもいいことを思いついたんだよ、の顔である。]